届けても届けても
津波は、線路に沿って向こうからやってきて、斜面を削りとっていった
今見える海は、斜面の下10mはあろうか
後ろのお宅は、一階部分が住んでいたご夫婦とともに流れ去り、今は2階部分だけが残っていた
なんども言うようだけれど、復旧の手は個人宅にまで伸びていない
持ち主とボランティアの手で少しずつ片付けている状況だ
だけど、こんなになってしまうと、個人の力じゃ手をつけられない
この上のお宅から煙が上っていたのでたずねると、取り壊すしかない状態のお宅に、男性がひとりで住んでおられた
仮設住宅に移る予定だそうだ
「いっぱいもってきて」
と、大変喜んで下さり、畑でとれた玉ねぎをたくさん持たせてくれた
もちろん、たくさんお届けしますとも!
(※いただいた玉ねぎは、ほかの被災宅にもお分けしました)
こちらの避難所も、まもなく仮設住宅に移るそうだ
仮設住宅に移ると、物いりだし、電気代の心配、食料などの支援の心配と不安も多い
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を活用してほしい
近くの仮設住宅をたずねると、やはりお米が足らない方があって、お分けした
こちらでも、まとめ役の方に「ふんばろう」のチラシをお渡しした
私一人では支援しきれなくても、全国のみんながきっと助けてくれますよ
【報告】
今回、焚き火小屋の「ノブヒェン募金プロジェクト」から援助いただいたお金で、お米を買いました
じぃ、hanaさんはじめ、支援くださった皆さま、ありがとうございます
ロケットストーブは、確実に被災地に届いています
まだまだ、届けます
by hee3hee3
| 2011-07-16 11:10