水も電気もきたけれど
ライフラインが開通し、少しずつですが、前に進んでいます
だけど、たくさんの人や物や仕事も失った状況の前では、水も電気もほんの小さな一歩と思ってしまう
そんな状況が、いまだ続き、これからも長いこと続きそうな被災地です
写真は、今日ロケットストーブをお届けしたお宅のひとつ
1階部分が津波に流され、そのうち取り壊すしかありませんが、今はここで暮らしておられます
家の中の配管が壊れているため、外水道のみ使えるようになりました
煮炊きは、1階の雨風が吹き込む部屋でカセットコンロを使い、外でも薪を焚いています
ガスカートリッジもそんなにもらえるわけではありませんから
1階の天井まで水に浸かったようです
あちこち傾いて、建物自体が土台から浮き上がってずれていました
でも、来年はそうはいきませんよ(と願いたい)
たとえまた津波が来るとしても、この海を見ながら暮らしたい、そうおっしゃってました
50人くらい暮らしています
応援に来られていた長崎県警のおまわりさんがロケットストーブに興味津々で、一緒に記念撮影までしてしまいました
被災地の就労の問題は、「まごのて救援隊」も取り上げています
ご覧ください
本日のロケスト配達:2台→牡鹿半島(石巻市)
by hee3hee3
| 2011-07-05 22:30