瓜坊のような
雨が続く焚き火小屋
室内で金物を磨いています
岡野さんの作るパーツは、どんどん進化して、ほとんどヤスリやサンドペーパーで削るところがないくらいです
計算された罫書き、正確なカット、歪みを読んだ溶接、ベビーサンダーでの磨き
どこも隙がない
写真のパーツも、唯一気になるといえば、ベビーサンダーで磨いてできた縦筋
軽くサンドペーパーを掛けるとそれが浮き出てくるので判る程度の凹凸
うまく写真に写りませんでしたが、瓜坊のような模様に見えます
瓜坊とは、イノシシの子供のこと
背中の模様が瓜のような縞模様だからこのように言います
ということは、瓜坊のような模様というのはおかしくて、瓜のような模様というのが正しいのか
しかし、縞のはいった瓜って見かけないなぁ
とか考えていて、ふと思い出したことがある
東北で「ヨブスマソウ」と呼ばれる山菜がある
ヨブスマとは、夜衾=夜具=布団のことだ
布団のような草?
実はヨブスマと呼ばれるものはもうひとつある
ムササビだ
まるで布団が飛んでいるようだからそう呼ばれたのだろう
想像すると可笑しい
ヨブスマソウの夜衾の由来は、こっち
つまり、ムササビ草
ムササビのような形の葉っぱだからそう呼ばれるのだ
などと、実はどうでもいいことを考えながらヤスリ掛けしてたりします
by hee3hee3
| 2013-10-25 21:33