2030年に豊かに暮らすために
東北大学環境科学研究科の石田研究室を訪問しました
石田先生の研究によると、
2030年、水やエネルギーや食料など人の暮らす環境が危機を迎えることがわかっています
もっと早く危機が訪れると考える研究者もいます
このまま環境を破壊し、エネルギーを使い続け、自然のバランスを崩したなら、そうなるのも無理はないとわたしも思います
では、どうすれば2030年に豊かに暮らすことが出来るのか、
研究室と一体の展示室には、そのヒントがたくさん展示され、わくわくドキドキ楽しめます
石田先生は被災地にも足を運び、子供たちに撮ってもらった写真を展示してあります
両親を亡くした姉妹のお姉ちゃんが、妹に本を読聞かせている写真
漁師が破壊された港に立つ写真
震災で、わたしたちは生きるために何が本当に必要かを学んだはずです
震災直後の暮らしは、2030年の疑似体験といいます
節電したり、薪でごはんを炊いたり、井戸水を運んだり、、
危機的状況の中ではそんなことが必要になるかもしれません
これは大変です
しかし、2030年までにはまだ猶予があります
今までの考え方を変えて、暮らしをすこし見直せばいいのです
科学技術の力も借りて
楽しく快適に豊かに、そんな暮らしをデザインし直す
豊かな暮らしとは?しあわせとは?
避難所などでは、お年寄りや子供も役割があり、楽しそうに充実していた一面もありました
人間は、役に立ち褒められると幸せを感じることが出来ます
お金という物差しで測れない豊かさ
働き方を見直すことも必要でしょう
石田先生は、今年度いっぱいで退官されて、島に移り住み、これからの豊かな暮らしを実践されるそうです(地球村研究室ブログ)
わたしも南三陸で、そんな暮らしを築きたいと思うのです
by hee3hee3
| 2013-04-03 18:15